尻屋崎灯台は青森県下北郡東通村尻屋崎に立つ白亜の灯台で、下北半島の最北東端に位置し「本州の最果て」のひとつとして知られる岬のシンボルである。1876年(明治9年)に初点灯した歴史ある灯台であり、日本の灯台50選にも選ばれた美しい白亜の建物は、荒涼とした岬の風景の中で際立つ存在感を放つ。この地は「寒立馬(かんだちめ)」と呼ばれる南部馬の原種に近い馬が放牧される場所として全国的に有名であり、灯台と馬が共存する独特の景観は訪れる人を魅了する。寒立馬は極寒の冬も外で過ごす強靱な馬で、その力強い姿は下北の厳しい自然を象徴している。岬周辺は広大な草原が広がり、海から吹き付ける風と澄んだ空気が独特の荒野的な美しさを生み出している。シーズン中は観光客が絶えず訪れ、青森県の重要な観光資源となっている。