傑山寺は1576年(天正4年)に開山されたと伝わる曹洞宗の寺院である。開山の経緯については、伊達氏の重臣として知られる片倉小十郎景綱が深く帰依したことと結びついて語られることが多い。景綱は伊達政宗の軍師として数々の戦功を挙げた人物であり、白石城主として白石の地を治めた。その後、片倉氏の菩提寺として位置づけられ、歴代片倉氏当主の墓所が境内に整備された。1615年(元和元年)に景綱が没すると、その遺言により境内に一本杉が植えられ、墓標の代わりとされたと伝わる。また、伊達政宗の長男・秀雄の墓も近くに残されており、愛姫の陣羽織を着せられて処刑されたとの伝承がある。江戸時代を通じて片倉氏の庇護のもと寺院…