匝瑳市飯高に所在する日蓮宗の古刹で、飯高檀林として知られる学問の寺。
飯高檀林は天正8年(1580年)に開かれた日蓮宗最古・最大の檀林(学問所)。
現在の立正大学の前身にあたり、日本の高等教育の源流の一つ。
講堂・鐘楼・鼓楼・総門などが国の重要文化財に指定されている。
杉の巨木に囲まれた境内は荘厳な雰囲気に包まれ、学問の森の趣がある。
講堂は間口十間の堂々たる建築で、かつて多くの学僧が学んだ歴史を偲ばせる。
最盛期には600人以上の学僧が在籍し、全国から俊英が集まった。
映画やドラマのロケ地としても使われ、その荘厳な景観が評価されている。
匝瑳市は植木の町としても知られ、寺周辺には美しい植木畑が広がる。
千葉県内でも屈指の文化財の宝庫であり、歴史愛好家必訪の寺院である。
天正8年(1580年)、日蓮宗の学僧・日統上人により飯高檀林が開かれた。
檀林とは日蓮宗の僧侶養成機関であり、仏教の高等教育を行う学問所。
飯高檀林は日蓮宗最初の檀林として設立され、宗門の最高学府となった。
江戸時代には幕府の保護を受け、広大な寺領と多数の学僧を擁した。
講堂は寛文年間(1661-1673年)の建築で、檀林の中心的な学舎であった。
最盛期には全国から600人以上の学僧が集まり、仏教教学の一大拠点となった。
明治5年(1872年)の学制発布に伴い檀林は廃止され、その伝統は日蓮宗大学(現・立正大学)に継承された。
廃止後も堂宇は保存され、昭和になって重要文化財に指定された。
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