埼玉県加須市不動岡に位置する真言宗智山派の寺院で、山号は玉嶹山(ぎょくとうざん)。本尊は仁和2年(886)に智証大師(円珍)が光孝天皇の病平癒を祈願して刻んだと伝わる不動明王像。長治元年(1039)の荒川洪水で像は流失したが、武蔵国羽生領の利根川中洲で村人によって発見され、不動堂が建立された。これにより岡村は不動岡村と改称したとされる。江戸初期の元和2年(1616)に總願上人が寺院として正式に開基し、現寺名となった。成田山新勝寺・高幡不動尊と並んで「関東三大不動」の一つに数えられることがあり、関東三十六不動霊場第30番札所でもある。忍城の北谷門を移築した総欅造りの黒門は加須市指定有形文化財。節…