諏訪神社は、高槻市川久保に鎮座する神社で、武運・農業・水を司る建御名方命(たけみなかたのみこと)を主祭神として祀る。建御名方命は信濃国(現・長野県)の諏訪大社を本宮とし、全国に約25,000社の諏訪神社が存在するとされる。中世には武士たちが武運長久を祈る武神として広く崇敬された。川久保の諏訪神社は、農村共同体が五穀豊穣と村人の安寧を祈って諏訪の神を勧請したものと伝わる。建御名方命は水を司る神でもあり、農業用水が死命を制した山間集落にとって特別な信仰の対象であった。現在も春秋の祭礼が地域住民によって継続されている。