1929年(昭和4年)、法相宗の三巴教会として大阪市北区浪花町に設立された。その後、巴山大信寺(ともえやまだいしんじ)と改称し、正式に寺院としての体裁を整えた。山号は円山、本尊は大日如来。大阪市北区に現存する唯一の法相宗寺院である。法相宗は7世紀に玄奘三蔵がインドから持ち帰った唯識思想(すべての存在は心の現れであるとする教え)を基に日本で興隆した宗派で、奈良の薬師寺・興福寺を大本山とする。浪花町は大正13年(1924年)に成立した町名であり、当寺はその成立から間もない時期に創建された。北区の市街地に立地し、法相宗の法灯を伝える都市型寺院として現在に至る。