日蓮聖人生誕の地に建つ日蓮宗の大本山。
建治2年(1276年)、日蓮の弟子・日家上人が師の生家跡に堂宇を建立したのが始まり。
安房小湊の海辺に面した境内は、太平洋の潮風と波音に包まれる。
仁王門は安永6年(1777年)建立で、力強い金剛力士像が参拝者を迎える。
祖師堂は宝暦8年(1758年)建立の壮大な建築で、日蓮聖人像を安置する。
誕生堂は日蓮聖人の誕生を記念する堂で、産湯の井戸が今も残る。
海中から湧き出す「誕生水」は、聖人誕生の霊瑞として語り継がれる。
小湊の鯛は日蓮聖人の化身とされ、境内前の海は特別天然記念物の鯛の浦。
毎年2月16日の宗祖降誕会は盛大に執り行われ、全国から信者が参集する。
海と山に囲まれた美しい環境は、日蓮聖人の生まれ育った地の霊気を感じさせる。
建治2年(1276年)、日蓮聖人の弟子・日家上人が聖人の生誕地に堂宇を建立して創建。
日蓮聖人は貞応元年(1222年)2月16日に安房国小湊の漁師の家に生まれた。
誕生の際に庭に泉が湧き、浜に蓮が咲き、海に鯛が群れたという三奇瑞が伝わる。
以来、小湊の鯛は聖人の化身として大切にされ、漁獲が禁じられてきた。
中世には房総の有力者や日蓮宗信者からの寄進により伽藍が整えられた。
元禄16年(1703年)の大津波で堂宇が流失し、現在地に移転して再建された。
江戸時代には日蓮宗の四大本山の一つとして多くの参詣者を集めた。
宝暦8年(1758年)に現在の祖師堂が建立され、寺の中心建築となった。
明治以降も…