斑鳩町龍田に鎮座する龍田神社は、風の神である天御柱大神・国御柱大神を祭神とし、三郷町の龍田大社と同じ神格を祀る古社。創建は推古天皇14年(606年)とされ、聖徳太子が法隆寺の建立地を探していた際、龍田の大明神が白髪の老翁として現れ「斑鳩の里こそ仏法興隆の地」と告げたとの伝承に基づく(社伝)。太子はその神託に従い法隆寺を建立し、守護神として当社を創建したと伝えられる。延喜式では大和国平群郡「龍田比古龍田比女神社」として式内社に列格している。中世には法隆寺の鎮守社として機能し、秋の祭礼では猿楽・田楽が演じられ、後に能の金剛流へと発展したとも伝わる。明治の神仏分離後は三郷町龍田大社の摂社となったが、…