旧池袋村の鎮守として古くから崇敬されてきた古社。正確な創建年は不詳だが、天保元年(1830年)の『新編武蔵風土記稿』に「氷川社 村ノ鎮守」と記され、それ以前の創建と推定される。武蔵国一宮・大宮氷川神社からの分祀と伝わり、建速須佐之男命を主祭神として祀る。境内からは約3500年前の縄文時代後期の土器片が出土しており、明治時代には付近一帯から「池袋村貝塚」として曲玉・菅玉・土偶なども発見された。境内の「池袋富士塚」は豊島区指定文化財で、江戸時代の富士信仰の遺構として貴重。社殿は昭和20年の東京大空襲で焼失し、昭和40年(1965年)に再建された。池袋の都市化以前のムラの記憶を今に伝える貴重な鎮守社。