元和5年(1619)、尾張藩初代藩主・徳川義直が父・家康の三回忌に際し、名古屋城三の丸に勧請して創祀した。社領1,000石・境内3,600坪を有する権現造の壮麗な社殿は、昭和10年(1935)に旧国宝(現・重要文化財)に指定されたが、昭和20年(1945)の名古屋大空襲で全焼した。戦後の昭和28年(1953)、建中寺から移築した義直正室・春姫(高原院)の御霊屋を本殿として再興し、昭和35年(1960)に本殿・唐門・透塀が愛知県指定有形文化財に指定された。毎年4月17日(家康の命日)に行われる東照宮祭は、現在の名古屋まつりの起源とされている。