名古屋市天白区植田に鎮座する八幡宮で、御祭神は八幡大神(応神天皇)。約1500年前の古墳時代中期に築かれた前方後円墳「植田八幡社古墳」の墳丘上に社殿が建つ、全国でも珍しい古墳鎮座の神社である。文明3年(1471年)以前から当地にあったと伝わり、遠江から移って植田城を築いた横地秀綱(八幡太郎源義家の末裔・横地氏の統領)が文明7年(1475年)に並祀された。天正8年(1580年)には室賀久太夫が社殿を修造。慶長16年(1611年)には徳川家康が植田の領主・横地権蔵秀住に植田村「永世諸役御免」の朱印を授け、秀住も当宮に祀られている。昭和59年(1984年)に「八幡社」から「植田八幡宮」へと改称した。学問・武運・子育ての守護として地域に親しまれ、御朱印も授与される天白区植田の鎮守である。
社殿の建つ「植田八幡社古墳」は、約1500年前・古墳時代中期(5世紀)に築かれた前方後円墳で、当宮はその墳丘上に鎮座する。社の創建年代は詳らかでないが、文明3年(1471年)以前から植田の地にあったと伝わる。文明3年、八幡太郎源義家の流れをくむ横地氏の統領・横地秀綱が遠江国から植田に移って植田城を築き、文明7年(1475年)に八幡社へ並祀された。天正8年(1580年)、室賀久太夫が社殿を修造した。久太夫はのちに尾張徳川家に仕え、名古屋城築城の際には親衛隊長を務めたと伝わる。慶長16年(1611年)、徳川家康は植田の領主であった第8代・横地権蔵秀住に対し、植田村の「永世諸役御免」を認める朱印状を…