打吹山は中世より伯耆国の要衝として知られ、山頂には室町時代に打吹城が築かれたと伝わる。打吹城は山名氏や尼子氏、毛利氏らの勢力争いの舞台となり、戦国期には伯耆支配の拠点として機能したとされる。江戸時代に入ると城は廃され、打吹山は市街地を見守る山として地域に親しまれるようになった。明治時代に入り、1904年(明治37年)に打吹山を中心とした公園として整備・開設され、同年には山腹に飛龍閣が建立された。飛龍閣は明治期の洋風建築の意匠を取り入れた建物として現在も保存されている。公園開設後、約2000本の桜が植えられ、やがて「日本さくら名所100選」および「日本の都市公園100選」に選定される名所へと発展…