河内国八尾の地に鎮座する天満宮。祭神は天穂日命と菅原道真公の二座。創建については文永年間(1264〜1275)との説と慶長年間との説が並立し詳らかでないが、慶長年間に豊臣政権の奉行を務めた片桐且元が造営したとする説が有力とされる。八尾寺内町の鎮守として「八尾の天神さん」と称され、学問成就・商売繁盛を願う人々の篤い信仰を集めた。享保年間(1716〜1736)の火災により社殿および社史・社宝の大半が焼失したが、氏子の協力によりほどなく再興。道真公神像は明和4年(1767)に菅前大納言高辻殿が参拝の折に寄進したものと伝わる。現在の社殿は安政5年(1858)の改築。中門は寺内町の木戸門を転用したものと…