瑜伽山瑞祥院は単立(仏教)の寺院として、特定の本山宗派に属さない独自の法統を守る。「瑜伽山」の山号は密教的な色彩を帯び、瑜伽(ヨーガ)の語源である梵語「yoga」に通ずる、身心一体の実践的修行を重んじる思想背景を示す。「瑞祥院」の院号は瑞兆・吉祥を意味し、地域の安穏と信徒の息災を祈念する寺院の性格を表す。豊中市新千里南町という新興住宅地に位置し、千里ニュータウン開発(1960年代)以後に周辺に移り住んだ住民の精神的な拠り所として機能してきたと伝わる。単立寺院として独自の信仰様式を維持しながら、地域の法要・祈祷の場として現在も親しまれている。