善照寺は守口市下島町に位置する浄土真宗本願寺派の寺院。「善照」の寺号は唐の高僧・善導大師(613〜681年)の著作「観無量寿経疏」に見える言葉に由来するとも伝わり、阿弥陀仏の光明が衆生を善く照らすという意を持つ。守口は古くから大坂と京都を結ぶ京街道の宿場として栄え、淀川水運の要衝でもあった。蓮如上人(1415〜1499年)の布教活動により浄土真宗が近畿に広まった15〜16世紀、守口周辺でも真宗寺院が相次いで創建されたとみられる。戦国時代には守口が交通・軍事上の要地として注目され、その後の江戸時代には宿場町の発展とともに寺院の役割も拡大した。幕府の寺請制度のもと、善照寺は下島地区の菩提寺として確…