瑞光寺は大阪市東淀川区瑞光に所在する臨済宗妙心寺派の禅寺である。臨済宗は中国・唐代の禅僧・臨済義玄(?〜867年)を宗祖とし、鎌倉時代初期に栄西(1141〜1215年)が日本に伝えた。妙心寺は1342年(康永元年)、花園法皇の離宮を寺に改め、関山慧玄(無相大師)が開山した京都五山外の禅寺であり、室町・江戸期を通じて全国に多くの末寺を擁した。当寺の寺号「瑞光」は仏教的な吉祥の光を意味し、禅の悟りへの道を示す名称として用いられる。大坂(淀川流域)への臨済宗の普及は室町以降に進み、当地域においても妙心寺派の末寺として寺院が整備され、公案問答による禅修行の場として近世以来の法灯を守り続けている。