幕末・明治の薩摩藩士・政治家。西郷隆盛とは幼馴染みで、ともに倒幕・維新運動を主導した。明治政府では内務卿として実質的な最高権力者として辣腕を振るい、廃藩置県・地租改正・殖産興業政策など近代国家の制度整備を強力に推進した。1871-1873年の岩倉使節団に副使として同行し、欧米の近代国家制度を視察・研究した。帰国後、西郷ら征韓論者との政争(明治六年政変)に勝利し、実力者として政権を掌握した。強引な中央集権化と不平士族への強硬対処が反発を生んだ結果、1877年の西南戦争では旧友・西郷と対決。西郷の死後まもない1878年、士族の紀尾井坂の変で暗殺された。享年49歳。「東洋のビスマルク」とも称された。