秩父三十四箇所観音霊場の第1番札所で、巡礼の出発点となる名刹。
正式名称は誦経山四萬部寺で、観音菩薩を本尊とする曹洞宗の寺院。
寺号は性空上人が四万部の仏典を読誦して経塚に納めたことに由来する。
本堂は元禄10年(1697年)の建立で、入母屋造の端正な建築美を見せる。
施餓鬼堂は県の有形文化財に指定され、独特の建築様式が興味深い。
秩父巡礼は鎌倉時代に始まり、西国三十三所・坂東三十三所と合わせて日本百観音を構成。
巡礼者は白衣に菅笠の姿でこの寺から旅を始め、秩父の山里を34寺巡る。
春には桜が境内を彩り、巡礼のスタートにふさわしい華やかな景色。
秩父の穏やかな田園風景の中に佇み、心静かに巡礼の心構えを整えられる。
納経帳や巡礼用品の販売もあり、初めての巡礼者にも親切な対応。
長享2年(1488年)に現在地に移転したとされるが、寺の起源はさらに古い。
性空上人が四万部の経典を読誦して経塚に納めたことが寺号の由来。
秩父三十四箇所巡礼は鎌倉時代の文暦元年(1234年)に始まったとされ、
西国・坂東と合わせて日本百観音霊場を構成する。
室町時代には巡礼路が整備され、多くの巡礼者が訪れるようになった。
江戸時代には庶民の巡礼ブームで参拝者が急増し、
秩父の宿場町や茶屋が発展するきっかけとなった。
本堂は元禄10年(1697年)の建立で、秩父札所の中でも古い建築。
施餓鬼堂は独特の平面構成で県の有形文化財に指定されている。
明治以降も巡礼文化は途絶えることなく続き、
現在も…