秩父地方の総鎮守として2100年以上の歴史を持つ古社で、知知夫国造の祖を祀る。
「秩父夜祭」は日本三大曳山祭の一つで、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。
社殿は天正20年(1592年)に徳川家康が寄進したもので、極彩色の彫刻が見事。
本殿正面の「子宝・子育ての虎」は左甚五郎の作と伝わり、その写実性は圧巻。
「つなぎの龍」は本殿東側に彫られた青龍で、鎖で繋がれた珍しい姿をしている。
「お元気三猿」は日光の「見ざる言わざる聞かざる」と対照的に「よく見て・よく聞いて・よく話す」の姿。
境内にはハート型の猪目模様が随所に見られ、縁結びスポットとしても人気。
秩父三社(秩父神社・三峯神社・宝登山神社)の一つとして秩父巡礼の起点となる。
12月の秩父夜祭には毎年20万人以上の観光客が訪れ、冬の夜空に花火が打ち上がる。
秩父市の中心部に鎮座し、地元住民の暮らしに深く根ざした信仰の場である。
崇神天皇の御代(紀元前87年頃)、知知夫国造の祖・知知夫彦命がこの地に祖神を祀ったのが創建とされる。
延喜式神名帳に「秩父神社」として記載され、武蔵国四宮の社格を有した。
中世には秩父氏・畠山氏など武蔵の豪族が崇敬し、武運の神としても信仰された。
天正20年(1592年)、徳川家康が現在の社殿を寄進・造営。
社殿の彫刻は日光東照宮と同じ流れを汲む極彩色の名品で、
「つなぎの龍」は近江国の田んぼが夜な夜な荒らされた際に、
この龍を鎖で繋いだところ被害が止んだという伝説に基づく。
秩父夜祭の起源は寛文年間(1661-1673年)とされ、
秩父神社の例大祭として発展。6台の笠鉾・屋台が冬の夜を練り歩…