長谷寺(ちょうこうじ)は弘法大師(空海、774〜835年)の開基と伝えられる真言宗の古刹で、平安時代初期の創建とされる。真田幸隆(1512〜1574年)がこの寺を真田家の菩提寺と定め、境内に自らの墓所を設けたことで、戦国時代の真田氏と深く結びついた。幸隆は武田信玄の重臣として信濃の経営に尽力し、その死後は子の昌幸(1547〜1611年)もここに墓が置かれた。真田親子の墓が並ぶ境内は「真田の聖地」として江戸時代から参拝者が訪れてきた。武田氏滅亡後も真田氏の精神的よりどころとして維持され、近世以降は真田の里を象徴する霊場として地域に根付いてきた。平成28年(2016年)の大河ドラマ「真田丸」放映後…