真田氏本城跡(砥石城跡)は、戦国時代に真田幸隆(1512〜1574年)が本拠とした山城の遺構で国の指定史跡。幸隆は武田信玄の重臣として信濃侵略に尽力し、天文年間(1532〜1555年頃)にこの城を拠点として真田の領地を拡大した。永禄3年(1560年)、武田軍はかつて村上義清が守っていた砥石城を巡る争い(砥石崩れ)でいったん大敗を喫したが、幸隆の調略により奪取に成功した。城は幸隆の子・昌幸(1547〜1611年)に受け継がれ、天正11年(1583年)に上田城が築かれるまで真田氏の重要拠点の一つとして機能した。江戸時代を通じて真田氏発祥の聖地として地域に伝えられ、現在は国の史跡として整備・保存され…