「さかい利晶の杜」は、千利休と与謝野晶子という堺が生んだ二大文化人を顕彰するため、2015年(平成27年)3月に開館した複合文化施設である。施設名の「利晶」は利休の「利」と晶子の「晶」を合わせた造語。千利休(1522〜1591)は堺で生まれた茶人で、侘び茶を大成して「茶聖」と称された。与謝野晶子(1878〜1942)も堺生まれの女流歌人で、歌集『みだれ髪』により近代短歌を革新した。施設は利休屋敷跡に隣接し、本格的な茶室での点前体験や安土桃山時代の堺の町衆文化を紹介する常設展示を備え、堺市の文化観光の拠点として国内外から訪問者を迎えている。