布施戎神社が鎮座する地は、もと足代村の氏神として延喜式(927年)の神名帳に名を連ねる都留弥神社の旧社地である。都留弥神社は速秋津日子神・速秋津比売神を祀り、延喜10年(910年)には醍醐天皇の勅命による河内国の雨乞い祈願に選ばれた由緒を持つと伝わる。明治18年(1885年)の淀川大洪水により社殿・宝物・古文書一切を流失。村民の手で再建されたものの、明治40年(1907年)の国の神社合併により近隣の荒川・長堂・岸田堂などの神社と統合されて東方約1kmへ移転し、旧境内地は地元有志へ払い下げられた。この由緒ある地に昭和29年(1954年)、地元の要望を受けて西宮神社より戎大神(蛭子尊)を勧請し、布…