埼玉県大里郡寄居町に位置する鉢形城は、文明8年(1476年)に長尾景春によって築かれた平山城。荒川と深沢川の合流点の断崖絶壁に築かれた天然の要害であり、後に北条氏邦の居城として大規模に整備された。豊臣秀吉の小田原征伐(1590年)では、前田利家・上杉景勝率いる3万5千の大軍に包囲されながら、氏邦は3千の兵で約1ヶ月にわたり抵抗した。日本100名城のひとつとして選定され、国の史跡に指定されている。鉢形城歴史館では出土品や模型で城の歴史を学べ、春の桜と城址の風景が絶景を形成する。東武東上線・JR寄居駅から徒歩15分のアクセスで、関東の戦国史を体感できる名城跡として人気を集めている。