光母寺は世田谷区北烏山8丁目に位置する浄土真宗本願寺派の寺院で、烏山寺院街の中でも比較的北寄りに位置する。関東大震災後に東京下町から移転した寺院群の一つとされ、震災復興期に北烏山の地で再建された。寺名の「光母」は阿弥陀如来の光明と母のような慈悲を表しており、すべての衆生を包み込む救いの教えを体現している。浄土真宗本願寺派では「信心こそが往生の正因」と説き、光母寺でも念仏と信心を中心とした法座が長年にわたって継続されてきた。現代においても境内での法要を通じて、地域住民が先祖の霊を偲び、仏縁を深める場となっている。