延暦13年(794年)、桓武天皇が平安京へ遷都するにあたり、大和国(現在の奈良県)から今木神・久度神・古開神・比売神の四柱を勧請したのが創建の起源とされる。皇室の守護神として厚く崇敬され、平安時代には二十二社制度の整備に伴い上七社の一つに列せられた格式高い神社である。中世には社勢が一時衰えたとされるが、近世に入ると朝廷や武家の崇敬を集め再び隆盛した。江戸時代には境内に多くの桜が植えられ、庶民にも広く花見の場として親しまれるようになったと伝わる。明治維新後の近代社格制度においては府社に列せられた。現在の本殿は江戸時代初期に造営されたものとされ、「平野造」と呼ばれる独特の建築様式を持つ。毎年4月1…