枚岡神社は、神武天皇即位前3年、天種子命が天児屋根命・比売御神の二神を生駒山の神津嶽に祀ったのが始まりと伝えられる。白雉元年(650年)に現在地の山麓へ遷座し、後に経津主命・武甕槌命も合わせ祀られた。式内社(名神大社)として中世以来、河内国一之宮に位列する格式高い名社である。藤原氏が氏神として奈良に春日大社を創建した際、天児屋根命と比売御神の分霊を当社から勧請したことから「元春日」とも称される。現在の本殿は文政9年(1826年)に造営された春日四連枚岡造で、東大阪市指定有形文化財。毎年12月に行われる「注連縄掛神事(お笑い神事)」は、神職と参拝者が大笑いで春を呼ぶ独特の神事として知られ、東大阪…