宝光山本立寺は慶長17年(1612年)、駿河国清水(現・静岡市清水区)において創建された日蓮宗寺院である。別説として文禄元年(1592年)の創建とする伝承もある。創建から300年以上を清水の地で法灯を守り続けたのち、大正13年(1924年)、関東大震災(1923年)の翌年に現在地・神奈川県藤沢市辻堂神台へ移転・再建された。辻堂は大正期から昭和初期にかけて住宅地として開発が進んだ地域であり、震災後の人口移動とともに寺院も新天地に根を下ろした。移転後100年以上にわたり、辻堂の人々の菩提寺として日常の信仰を支え続けている。日蓮宗の「南無妙法蓮華経」唱題を中心とした宗教活動を継続し、永代供養墓の整備…