寺伝によれば、延暦15年(796年)に弘法大師(空海)が諸国行脚の折に創建した真言宗の道場「真蔵院」が当寺の起源とされる。文永8年(1271年)9月12日、龍ノ口法難の後に佐渡配流の途につく日蓮聖人が「真蔵院」に立ち寄った。住持の長藤阿闍梨は日蓮の揺るぎない信念に打たれてその場で帰依・改宗し、この出来事が「長藤山」という山号の由来となった。元弘3年(1333年)の鎌倉攻めで伽藍が焼失した後、刀工・岡崎正宗ゆかりの正宗稲荷を境内に勧請したと伝わる。永正元年(1504年)、日純上人が正式に日蓮宗寺院として開山。天明年間(1781〜89年)に大洪水で本堂が流失して一時荒廃したが、天保13年(1842…