本隆寺は文明13年(1481年)に日隆上人(にちりゅうしょうにん、1385〜1464年)の遺志を継いで開創された日蓮宗本門流(ほんもんりゅう)の本山。日隆は摂津(大阪)の出身で、日蓮宗の法脈を「本門法華宗(ほんもんほっけしゅう)」として再整備した人物で、特に「本門八品(ほんもんはっぽん)」を重視する独自の教学を確立した。
京都・西陣エリアの智恵光院通五辻上ル(上京区)に位置し、本法寺・妙覚寺・興聖寺等が連なる上京区の日蓮宗・禅宗寺院密集地帯の一角に立つ。
「焼けずの本隆寺(やけずのほんりゅうじ)」の通称は、天明8年(1788年)の天明の大火(幕末の大火として京都の大半を焼失させた大規模火災…