東京都葛飾区堀切に鎮座する旧堀切村の鎮守。主祭神は天照皇大神で、境内末社に誉田別命(八幡)・菅原道真公(天神)・宇迦之御魂神(稲荷)を祀る。社伝によれば、平安時代末期の永万元年(1165年)、堀切村の鎮守として伊勢神宮より御分霊を勧請したのが創祀とされる。一方『新編武蔵風土記稿』は、境内末社の堀切八幡神社とともに永禄3年(1560年)の創建とする。古くは「明社(みょうじゃ)」と称し、旧別当は真言宗の医王山極楽寺であった。堀切は江戸期から菖蒲の名所「堀切菖蒲園」で知られ、19世紀初頭から花菖蒲の栽培が始まり明治以降は海外へも輸出された花卉の里。天祖神社も「堀切菖蒲七福神」の一社として親しまれる。弘化2年(1845年)造営の旧社殿は昭和43年(1968年)に鉄筋コンクリート神明造で新築された。綾瀬駅から徒歩13分、京成堀切菖蒲園駅から徒歩6分。