伊香保温泉の石段街の頂上に鎮座する温泉と医療の守護神。365段の石段を上り詰めた先にある境内からは赤城山と上州の山々を望む絶景が広がる。万葉集にも「伊香保ろのやさか」と詠まれた古代からの聖地で、温泉発見は二千年前とも伝わる。大己貴命・少彦名命を祀り医薬・縁結びのご利益がある。伊香保温泉を訪れる観光客の多くが石段を上って参拝する群馬を代表する温泉神社。石段街の両側には温泉旅館や土産物店が立ち並び、昭和レトロな雰囲気の中に神聖な参道が続く。上州の源泉地として千数百年の歴史を誇る伊香保の守護神として、古来より武田信玄や戦国武将も訪れた由緒深い社である。年間を通じて多くの観光客と参拝者が石段を上り、温泉の恵みと縁結びの御神徳を求めて手を合わせている。
伊香保神社の創建年代は明らかでないが、温泉の発見は約二千年前に遡るとも伝わり、古代より霊泉の守護神として信仰を集めてきたとされる。奈良時代には万葉集に「伊香保ろのやさか」と詠まれており、8世紀頃にはすでに伊香保の地が聖地として認識されていたことが窺える。中世には武田信玄をはじめとする戦国武将が戦傷兵の湯治や祈願のために伊香保温泉を訪れ、当社への崇敬を寄せたと伝わる。近世には温泉街の整備とともに石段が築かれ、参道としての性格が強まった。明治以降は近代社格制度のもとに位置づけられ、温泉と医療・縁結びの守護神として広く庶民の信仰を集めた。現在は365段の石段の頂上に鎮座し、大己貴命・少彦名命を祀る社…