渋川市伊香保の石段街を下った場所に鎮座する不動尊で、伊香保温泉の守護仏。
温泉街の入口に位置し、湯治客や観光客が最初に手を合わせる場として親しまれる。
不動明王は病気平癒の霊験で知られ、温泉療養と合わせた祈願が古くから行われた。
石段街の雰囲気と不動尊の厳かさが融合した、伊香保ならではの参拝体験ができる。
毎年2月の節分会には豆まきが行われ、温泉街全体が祭りの雰囲気に包まれる。
伊香保温泉は万葉集にも詠まれた古湯で、不動尊も古来からの信仰の対象。
紅葉の河鹿橋から徒歩圏内にあり、秋の紅葉と温泉と参拝を一度に楽しめる。
境内は小さいながらも不動明王の迫力ある像が印象的。
伊香保温泉の黄金の湯(鉄分を含む茶褐色の湯)にちなんだお守りも人気。
温泉文化と不動信仰が一体となった、伊香保温泉を象徴する霊場である。
伊香保温泉の歴史は古く、万葉集にも「伊香保ろのやさか」と詠まれている。
不動尊の創建は鎌倉時代と伝えられ、温泉の守護として不動明王が祀られた。
室町時代には湯治客の参拝が増え、不動堂が整備された。
戦国時代には武田信玄が負傷兵の療養に伊香保温泉を利用し、不動尊にも祈願したと伝わる。
江戸時代には伊香保が名湯として全国に知られるようになり、参拝者も飛躍的に増加。
石段街が整備された際に、不動尊も現在の位置に遷座されたとされる。
明治以降は温泉保養地としての伊香保の発展と共に、不動信仰も広がった。
竹久夢二が伊香保を愛し、多くの作品を残したことでも伊香保の文化的知名度が上昇。
昭和に入り伊香保温泉…