岩村城(標高717m)は日本三大山城の一つで、鎌倉時代に加藤景廉の子・遠山景朝が建立したとされる。戦国時代には武田・織田両氏の争奪の舞台となり、織田信長の叔母・おつやの方が「女城主」として城を守ったことで知られる(天正3年・1575年に落城)。江戸時代には松平乗紀(のりただ)が入封し、三万石の岩村藩として整備された。城下の本通りには白漆喰の土蔵・商家が立ち並ぶ街並みが形成され、江戸・明治期の景観が今も残る。1998年(平成10年)に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、歴史散策の名所として多くの観光客が訪れている。