寺伝によれば神亀2年(725年)、行基が当地で十一面観音を刻み堂宇を建立して開創したと伝わる。後の弘仁年間(810-824年)に空海が訪れ中興、本格的な真言密教の道場として整備された。源頼朝の崇敬を受けて鎌倉幕府より所領を寄進され、北条政子の安産祈願も行われたと伝わる。中世以降は坂東三十三観音第六番札所として「飯山観音」と通称され、相模随一の観音霊場として栄えた。本尊十一面観音は秘仏で、12年に一度の御開帳。観音堂は厚木市指定有形文化財、室町期作の銅鐘は神奈川県指定重要文化財。山内の飯山白山森林公園は桜の名所として知られ、参道筋の飯山温泉とあわせて多くの参拝者を集める。東国花の寺百ヶ寺の神奈川…