清水町に位置する柿田川湧水群は、富士山の雪解け水が長年をかけて溶岩の地層を浸透し湧出する日本三大清流のひとつに数えられる名水地。毎秒約1トンという驚異的な湧出量を誇り、湧水池の底から砂が舞い上がる「砂ふきあげ」の光景が見どころ。水温は年間を通じて15℃前後で一定しており、清澄で豊かな水が生み出す独自の生態系は国の天然記念物に指定されている。遊歩道が整備された公園内からは湧水池を間近に観察でき、透き通った水の美しさに訪れる人々は感動する。地域の水道水源としても重要な役割を担うこの湧水は、富士山の恵みを象徴する自然の宝である。