神奈川県川崎市川崎区本町に立つ、東海道川崎宿の歴史と文化を紹介する川崎市立の歴史資料館・交流施設。平成25年(2013年)10月5日に開館し、敷地は川崎宿の「田中本陣」と「問屋場」(人足・伝馬の手配と公用荷物を扱った宿場運営の中枢)の跡地の一部に立地する——現在は交流館となっているが、江戸期にはこの一帯が川崎宿の運営中枢であった。地上4階建ての館内には、元和9年(1623年)の川崎宿誕生から明治初期の宿駅廃止までの約250年の歴史を、精巧な1/30スケールの宿場模型、田中休愚(丘隅)の功績展示、江戸時代の旅装束・道中手形・飯盛女・六郷渡船など東海道を支えた庶民文化の再現展示で紹介する。川崎宿は東海道二番目の宿場(日本橋から20km、品川宿の次)として、参勤交代・六郷渡し・川崎大師参詣の結節点として栄え、川崎の都市化の原点となった。交流館は地域ボランティアのガイドや講演会・伝統芸能の場として…