朝倉市秋月に所在する臨済宗大徳寺派の寺院で、山号は興雲山。正保4年(1647年)、黒田長政(1568〜1623年)の25回忌にあたり、初代秋月藩主・黒田長興(1610〜1665年)が父の菩提を弔うために創建した。寺名は長政の法号「古心院殿」に由来する。開山に迎えたのは江月宗玩(1574〜1643年)で、江戸初期を代表する臨済宗の禅匠であり、書と茶の達人として小堀遠州とも親交があった高僧。長興は在京中に江月に山号・寺号の撰定を依頼し、江月が長政の法号から「古心寺」「興雲山」と命名したと伝わる。以来、古心寺は秋月藩主黒田家の菩提寺として12代にわたる藩主の墓所を守り続け、創建時には50石の寺領が寄…