世田谷区野沢に位置する真言宗の寺院で、駒沢・野沢地区の菩提寺として地域住民に親しまれてきた。
本尊は不動明王で、護摩祈祷による除厄・家内安全の御利益で知られる。
野沢という地名が残る静かな住宅街の中に位置し、下町的な雰囲気の残る世田谷南部の古刹。
境内には江戸時代の石仏・石碑が多く残り、駒沢・野沢の村落史を今に伝える貴重な歴史遺産。
真言宗の秘密の修法「護摩行」は毎月第一日曜日に行われ、煌々と燃える護摩の炎が境内を照らす。
駒沢大学に近い立地から、学生の合格祈願・就職祈願の参拝者も訪れる。
春の花見・秋の紅葉と季節ごとに美しい境内は、近隣住民の散歩コースとして親しまれている。
駒沢オリンピック公園から徒歩圏内に位置し、公園散策と組み合わせて訪れることができる。
真言密教の体験坐禅や写経など、伝統文化の普及に向けた取り組みも行っている。
東急田園都市線駒沢大学駅から徒歩10分の閑静な住宅地に…
江戸時代に創建された真言宗の寺院で、野沢村・駒沢村の菩提寺として機能してきた。
真言宗は弘法大師空海が唐から持ち帰り日本に広めた密教系仏教宗派で、護摩行・曼荼羅・印契などの密教修法を特徴とする。
江戸時代には幕府の寺社奉行の管轄下に置かれ、檀家制度のもとで地域の宗教・行政の一翼を担った。
野沢・駒沢地区は江戸時代に農業が盛んな村落で、寺院は農民の精神的支柱として機能した。
明治の廃仏毀釈の波を乗り越え、地域住民の信仰によって存続してきた。
大正8年(1919年)に駒沢大学が近隣に移転し、以後学術と信仰が共存するエリアとなった。
関東大震災・東京大空襲を経て再建し、戦後の復興を地域とともに歩んで…