源頼朝が奥州征伐の帰途に馬を繋いだと伝わる、世田谷区駒沢の古社。
「駒繋」の名はこの伝説に由来し、境内には頼朝が馬を繋いだとされる松の木跡が今も残る。
祭神は大己貴命(大国主命)で、縁結び・開運・商売繁盛の御利益がある。
駒沢大学の学生たちが試験前の合格祈願に訪れることでも知られ、「駒大生の神社」としても親しまれる。
境内は世田谷区の閑静な住宅街の中に位置し、都会とは思えない静寂な空間が広がる。
駒沢オリンピック公園の近くに鎮座し、公園散策と合わせて参拝するコースが人気。
毎年9月の例大祭には駒沢の街を神輿が練り歩き、地域コミュニティが一体となる賑わいを見せる。
社殿は近世の建築様式を伝える趣ある造りで、境内の緑とともに世田谷区の歴史的景観を構成している。
頼朝ゆかりの伝説を持つことから、鎌倉武士の信仰の遺風を今に伝える貴重な史跡的神社。
東急田園都市線駒沢大学駅から徒歩8分。
文治5年(1189年)源頼朝が奥州藤原氏討伐の折にこの地に立ち寄り、馬を御神木の松に繋いだと伝わる。
頼朝はこの土地の霊威を感じ、大己貴命を祀る祠を建立して道中の安全を祈願したとされる。
「駒繋」という社名はこの故事に由来し、頼朝ゆかりの神社として中世から武士の崇敬を集めた。
室町時代には世田谷城主・吉良氏が社殿を修築し、江戸時代には江戸幕府の庇護を受けた。
江戸時代には駒沢村の鎮守として村人の信仰を集め、五穀豊穣・家内安全を祈る場として機能した。
明治の神仏分離令を経て独立した神社として再整備された。
大正8年(1919年)に駒沢大学(前身の曹洞宗大学)が近隣に移転してきたことで、学生の参拝…