尾道市長江、千光寺山ロープウェイ山麓駅のそばに鎮座する神社で、尾道旧市街で最も古い社とされ「艮(うしとら)さん」と親しまれる。社伝によれば大同元年(806年)の創建で、のち火災に遭い、文明7年(1475年)に平盛祐によって再建されたと伝わる。伊邪那岐命・天照大神・素盞嗚命・吉備津彦命を祀る。本殿は三間社神明造・銅板葺。境内には広島県の天然記念物に指定された四本の大楠がそびえ、拝殿前の最大のものは推定樹齢約900年、高さ40メートル、幹回り7.3メートルに及ぶ。大林宣彦監督の尾道三部作の一つ「時をかける少女」やアニメ「かみちゅ!」の舞台としても知られ、訪れる人が絶えない。