JR松江駅からバスで約40分、熊野大社前下車すぐ
島根県松江市八雲町熊野2451
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穢れ祓い・心身の浄化・邪気払い。禊(みそぎ)や護摩の伝統に連なる。
御祭神「熊野大神(素戔嗚尊)」のご神徳に由来
熊野大社は島根県松江市八雲町に鎮座し、出雲国一宮として名高い神社。主祭神は熊野大神(くまのおおかみ)、すなわち素戔嗚尊(スサノオノミコト)。「日本火出初之社(ひのもとひでぞめのやしろ)」とも称され、火の発祥に関わる神社として崇敬されてきた。毎年10月の「鑽火祭(さんかさい)」では、出雲大社の宮司がここで神聖な火を受け取る古式ゆかしい儀式が行われる。境内には鑽火殿や神楽殿があり、うっそうとした森に囲まれた荘厳な雰囲気をたたえる。縁結びや厄除けのご利益でも知られる。
熊野大社は『出雲国風土記』(733年完成)にもその名が記される古社で、出雲国一宮として古代より朝廷・武家の崇敬を受けてきた。創建年代は不詳だが、神話時代に遡るとされ、紀州(和歌山県)熊野三山の本源とも言われる古い由緒を持つ。延喜式神名帳には「出雲國意宇郡 熊野坐神社 名神大」として記載され、出雲大社(杵築大社)と並び称される出雲の二大古社の一つとして格式を誇った。古代出雲では、出雲国造が代替わりする際に当社で「火継神事(ひつぎしんじ)」を行うのが慣例で、出雲国造家の即位儀礼の中核を担ってきた。中世には熊野信仰の高まりとともに修験者の往来も増え、源頼朝が武運長久を祈願したとも伝わる。戦国時代には…
izumo-no-kuniyatsukoとのつながり
出雲国造(いずものくにのみやつこ)は出雲大社の世襲宮司家で、現代まで続く神職家系の最古のもの。代替わりの際には当社の鑽火殿で「火継神事」を執り行うのが古式で、新たな国造は当社で起こした火を持ち帰り、その火で初めての神饌を調理することで職を継承した。当社が出雲国造家の即位儀礼の中核を担ってきた古代以来の伝統である。
源頼朝は出雲国一宮である当社に武運長久と源氏一門の繁栄を祈願したと伝わる。鎌倉幕府の宗教政策において出雲信仰は重要な位置を占め、頼朝・北条氏は熊野大社・出雲大社(杵築大社)への奉幣を継続した。中世出雲における武家信仰の中核として、当社は地方武士の崇敬も集めた。
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