寛弘2年(1005年)、一条天皇の勅命により創建されたと伝わる平安期以来の古社で、天照皇大御神を主祭神、水天宮を相殿として祀る港区三田の式内格神社。平安の名将・**渡辺綱**(953-1025年、源頼光四天王の筆頭、鬼退治伝説の英雄)の産土神として武人に崇敬を集め、以後千年以上にわたり三田地区の鎮守として信仰されてきた。江戸時代には徳川将軍家の命により神体・神宝を飯倉神明(現・芝大神宮)へ移すよう命じられたが、氏子が境内に神体を隠し留めた故事から「**元神明宮**」の名で呼ばれるようになった歴史を持つ。江戸中期には隣接する久留米藩有馬家の崇敬を受け、明治以降も三田の氏神として地域住民の信仰を集め、関東大震災・東京大空襲という二度の大惨事から氏子を守ったとされ厄除けの神として篤く信仰される。平成17年(2005年)には御鎮座壱千年の記念事業が執り行われ、社殿は平成6年(1994年)に全面改築…