平和台公園周辺古墳群は、宮崎市下北方町の丘陵地に築かれた古墳時代中期(5〜6世紀)の古墳群である。宮崎平野を見下ろす台地上に円墳・前方後円墳を中心とした十数基の古墳が造営されており、日向南部に広がった首長勢力の版図を示す重要な考古遺産となっている。同時期に造営された西都原古墳群(西都市)・生目古墳群(宮崎市)と並び、日向国の古代政治勢力の分布を知る上での貴重な資料を提供する。周辺が平和台公園として整備されたのは昭和15年(1940年)頃で、八紘一宇の理念を掲げた高さ37メートルの「平和の塔」建設に伴い周辺が公園として整えられた。以後、古代の古墳群と近代の記念塔が隣接する特異な歴史的景観が形成さ…