飛鳥時代、推古天皇朝に上野国国司・高光が朝鮮渡来の僧・恵灌を招いて開山させたのが始まりと伝わる。南北朝期成立の『神道集』に「水沢寺」の名がみえ、高光の妃・伊香保姫が千手観音を祀り夫の菩提を弔ったと記される。中世には伊香保信仰と結びつき、修験道の霊場として栄えた。江戸期には尊秀法印が中興し、慶安2年(1649年)に幕府から朱印25石を賜った。本堂は寛永年間(1624-44年)の再建。境内には六地蔵を回す六角二重塔(六角堂)があり、堂内の六地蔵を時計回りに3回回すと願いが叶うとされる名物。隣接する飯縄大権現は山伏の修験霊場として知られる。坂東三十三観音第十六番札所「水澤観音」として、伊香保温泉観光…