妙智會教団は1950年代に設立された日蓮宗系の在家仏教団体で、法華経の「妙」と「智慧」を名に掲げ、現代生活に根ざした精神修養と社会奉仕活動を特徴とする宗教団体である。代々木は戦後の高度経済成長期に多くの企業・団体が拠点を置いた地区で、妙智會教団もこうした戦後東京の宗教的活動の活発化の中で代々木に本部を構えた。教団は在家信者が中心で、法華経の功徳による現世利益の追求とともに、社会貢献・相互扶助を重んじる活動を展開してきた。代々木の本部教会は信者の集会・法要・教化活動の中心として機能し、全国の信者をつなぐ教団の核となってきた。現在も代々木に本部を置き、現代社会に向けた在家仏教の活動を続けている。