佐世保護国神社の創建年代は明確ではないが、明治以降の近代日本における護国神社制度の整備に伴い、長崎県佐世保地方の戦没者を祀る社として設立されたとされる。佐世保は明治22年(1889年)に旧帝国海軍の鎮守府が置かれた軍港都市であり、当社はその歴史的背景と深く結びついている。明治期の日清戦争(1894〜95年)・日露戦争(1904〜05年)をはじめ、第一次世界大戦、さらに昭和期の太平洋戦争(1941〜45年)に至るまで、佐世保・長崎地方出身の英霊が順次合祀されてきた。昭和17年(1942年)の内務省令により全国の護国神社が官祭招魂社として統一的に整備された際、当社もその制度のもとに位置づけられたと…