習志野市幕張本郷(旧千葉市幕張本郷)に鎮座する幕張本郷神社は、地区の鎮守社として古くから崇敬されてきた。
幕張本郷は幕張地区の中心的な旧集落であり、JR総武線の幕張本郷駅が設置された後に急速に都市化が進んだ地区である。
主祭神は素盞嗚尊で、疫病退散・厄除けの神として農村時代から地域の守護神として機能してきた。
幕張地区は古くは「真桑」と書かれた農業地帯で、農民たちが五穀豊穣と家族の健康を祈願する場として神社を守ってきた。
幕張新都心の開発に伴い周辺の景観は大きく変わったが、神社は地域の歴史的アイデンティティを保持する役割を担っている。
境内の鎮守の杜は都市化された幕張本郷の中で貴重な緑地として保全されており、住民の憩いの空間となっている。
毎年の例大祭には地域の人々が参集し、新旧住民が一体となって祭りを盛り上げる地域文化の核となっている。
幕張メッセや海浜幕張のビジネス・観光の玄関口として…