霊光寺は1200年(正治2年)頃に創建されたと伝わる真言宗智山派の寺院である。創建の詳細は定かではないが、真言密教の根本仏である大日如来を本尊として祀り、古来より信仰を集めてきたとされる。中世から近世にかけて、成田山新勝寺の末寺として組み込まれ、成田詣での隆盛とともに発展したと伝わる。江戸時代には成田街道沿いの立地を活かし、江戸方面から成田山へ向かう参詣者が道中に立ち寄る寺院として機能し、境内の整備が進んだとされる。本堂天井には江戸時代の絵師による極彩色の花鳥画が描かれており、当時の文化的隆盛を今日に伝えている。近世以降には四国八十八箇所の写し霊場が境内に設けられ、弘法大師像が安置されるなど、…