清泰山西善寺は秩父札所三十四観音霊場の第8番札所で、臨済宗南禅寺派に属します。寛正元年(1460年)に竹印昌岩が開山したと伝わり、永正年間(1504〜1521年)には関東管領上杉憲房によって中興され、寺号を「西善寺」と改めたとされます。本尊の十一面観世音菩薩は恵心僧都の作と伝わる秘仏で、12年に1度の午年にのみ開帳されます。現在の本堂は弘化2年(1845年)に再建されたもので、欄間に極彩色の二十四孝彫刻が施されており、横瀬町指定史跡となっています。境内には樹齢600年を超えるコミネカエデの巨木があり、秋の紅葉の名所として知られ、昭和25年(1950年)に埼玉県指定天然記念物に指定されました。1…